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インドで韓国焼肉レストラン急増・・・チェンナイ

2008/12/24 19:49

 

 

今日、正月休暇で一時帰国したインドのチェンナイ(旧マドラス)駐在員から聞いた話だが、日本人のインド駐在員にとっては朗報である。

 

現在、チェンナイには、日本食レストランは‘赤坂’と‘天竺牡丹’と言う名前の店2軒しかない。現在、‘赤坂’はリカー・ライセンスが切れ、店内ではアルコール類は一切提供できない。近々別の場所で酒の飲めるレストランに鞍替えするそうだ。チェンナイに住む邦人は‘日本食’に飢えている。だが、最近チェンナイに大きな変化が起きている。この数年でチェンナイ近郊に住む韓国人が急増、約3,000人に膨れ上がっている。お蔭で、韓国焼肉レストランが竹の子のように増え、現在10店以上あるそうだ。肉の質も結構上等で美味いらしい。

 

チェンナイだけで韓国人が3,000人!…、現代自動車やLG、サムソン関係の従業員だろうが、それにしても凄まじい増え方である。

 

インドにいる邦人駐在員・家族・大使館員など総合計しても日本人は3,000人に達していない。在インド日本大使館が公表した今年1月現在の日本企業のインドにおける拠点数は555箇所、それが10月現在で840箇所、凄まじい勢いで日本企業のインド進出は始まっているが、それでも‘日本人の数’はあまり増えていない。日本と韓国の攻め方に大きな差がある。韓国の労働市場の問題もあるだろうが…。

 

昔、中東などのプラント建設など大きなプロジェクトには、かなりの数の日本人労働者が派遣されていた。工事現場は日本・韓国インドフィリピン・アフリカ諸国等々、国際色豊かであった。近年、日本の労働者は殆ど見られなくなり、インドパキスタンバングラデシュ中国、アフリカ諸国に変わってきている。韓国は今でもかなり数の労働者を派遣しているのだろうか?

 

インドは労働者派遣国であり、受入国ではないインドには労働者は掃いて捨てる程いる。では何故、多数の韓国人がインドに派遣されているのか? どの様な入国ビザ、就労ビザを取得しているのだろうか? 単純労働ではビザは中々取得できない筈である。推測の域を出ないが、技術指導者・特殊技能者・建設事業に関わる特殊技能取得者などの‘特殊な任務’‘特命管理業務’など、様々な資格をでっち上げ、あの手この手を駆使し、しかも官民一体となり就労ビザを取得しているのではないだろうか…。「何でもあり」が 韓国である。現場の「労働者」抜きで、3,000人と言う人数は非現実的な数字である。

 

チェンナイにオープンした韓国焼肉レストランは、幹部クラス用の高級レストランと、それ以外のレストランに明確に分かれているそうで、値段もほどほどの差がついているらしい。2つの職業群に明確に分かれているのだろう。韓国も韓国の事情があるのだろう。調べれば判ることだが…。

 

海外を攻めるやり方は各国各様であるが、インドに多数の日本人労働者つきで進出を考える発想は日本企業にはない。当然だろう。人件費が違いすぎる。インド政府も、インド人の労働機会増加につながらぬ投資には困っている事だろう。

 

それは別にして、チェンナイ近辺には良質の牛肉も、豚肉も入手可能である。そう美味くはないが、許容範囲内である。新鮮な魚介類もある。エビなどは大量に輸出している。日本もインド産エビの輸入国である。ニンニクや唐辛子など香辛料に関しては、インドは本家本元である。更に北インドには白菜もある。白菜キムチを作ることも可能である。インド人の多くが宗教的理由で牛肉・豚肉を食べないので、焼肉レストランが成り立たなかっただけだろう。

 

南インドの主食はコメ、コメを原料とした様々な料理がある。味付けは比較的マイルドで日本人の舌に合う料理が多い。ココナツを使った料理も多い。韓国焼肉と南インドのコメ料理が合体すれば、かなり日本人の好みに合う‘変わったコンビネーション’になるような気がする。爽やかな南風を感じながら、汗を流し流し、インド韓国合体料理を食べるのも面白い。全て、3,000人と言う数が為せる業だろう。サービス業は数が勝負である。

 

チェンナイは世界不況など「何処吹く風」、街中は何処も活況を呈しているそうだ。

 

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