日に日に寒くなる今日この頃、湯豆腐を食べたくなる季節でもある。その豆腐や醤油にまで、気を使わなければならない時代になって来た。
原油価格高騰、地球温暖化問題等の影響で、今、エタノールが注目されている。主原料はサトウキビ、大豆、トウモロコシ等々。農作業の省力化、高収穫、病虫害に強い等の利点で、遺伝子組み換え品が急増している。米国産大豆は89%、トウモロコシは61%が遺伝子組み換え品である。遺伝子組み換え品は、自然界ではありえない遺伝子の組み換えを人工的に行った種である。従来の品種改良は、自然界の域内で、人工的に交配・受粉等行い、長年かけて発見した自然界の異端児を有効活用する方法で、あくまでも自然界の賜物である。自然界ではありえない遺伝子の大豆やトウモロコシ・・・、これを食べた場合、人間にどのような影響が出て来るのか?現状誰も判らない。影響が出て来るのは3世代後か?其れ以降か?いずれにしても100年後、200年後かの話であろう。影響が出て来ない可能性もあるし、影響に気が付かない可能性もある。むしろ、その可能性の方が大きいだろう。米国民は余り気にせず、日常食べている。日本人は過敏に反応し、現在は在来品種のみ食べている。在来品種をプレミアム付きで買い、豆腐や醤油の原料としている。然し、大豆やトウモロコシを食べるのは人間だけでない。牛、豚、鶏、殆どの家畜が餌として食べている。この肉を、一部かも知れないが、日本人は食べている。原産地等の他、家畜の餌まで条件を付ける事は、至難の業だろう。条件を付ければ、日本は又、国内農業保護の為に「いちゃもん」を付けている、と世界から反感を買うのは必至だ。人間に与える影響、直接的に食べる大豆やトウモロコシ、間接的に食べる肉類、将来にどう影響が出て来るか、今のところ、誰も判らない。
エネルギーの価格次第で、食品の価格が乱高下する時代、それもややこしい。エネルギーと穀物相場を見ながら、エタノールにするか食料にするかが決まる。中国やインドが漠食し出せば、世界は食料不足になる。相場の世界は、当然穀物値上げの方向に市場を誘導するだろう。世界中で、食料量産の為、遺伝子組み換え植物が増える。やがて遺伝子組み換え食品を食べる時代になる。
豆腐や醤油も安心して食えない時代になって来た。余り気にしない国・人、過剰に気にする国・人。これは感覚と考え方の違いだろうが、所詮、食料不足になれば、遺伝子組み換え品が市場を席巻して行くだろう。将来の人類は大丈夫だろうか?日本人は気にし過ぎ?多分大丈夫だとは思うのだが・・・。
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by iza-bear
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