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ガソリン1ガロン3.5ドル…高いの?安いの?…

2012/02/11 20:37

 

20年ほど前、ある学者が言っていた。「アメリカではガソリンは水より安い。消費量も多い。これに税金を課せば、巨額な税収入となる。‘財政赤字’は簡単に解決可能だ」。如何にも‘世界’を知らない‘学者的発想’‘絵に描いた餅’である。ガソリンなどの日常必需品に課税し、税金を徴収する事が如何に難しいか…。アメリカのガソリン価格、ロシアの都市ガス価格や公共料金…、各国各様の問題を抱えている。

 

アメリカではガソリン価格の高騰」が、国民の不満の一因となっている。地域によって価格に差異はあるが、数年前は1ガロン2.5ドル位であったガソリン、最近は1ガロン3.5ドル位、これが5月頃には45ドルになるかもしれないと不安がられている。そうなったら大きな社会問題となり、オバマ政権は苦境に立たされるだろう。

 

1ガロン3.5ドル? 日本人にはピンと来ない。アメリカでは1ガロン=3.785リットル、1ドル=77.5円換算では、1リットル71.66円…。 1ガロン5ドルでは、102.38円、それでも日本より遥かに安い(オクタン価は多少低いらしいが…)。ガソリン価格の安さがアメリカで「多燃費型大型車」が定着した背景だろう。これからは、考え方を改めないと個人出費が増える事になる。しかし…、何故アメリカはアメリカ独自の単位を固執しているのだろうか?

 

アメリカを除く世界では、「メートル法」で統一されている。メートル法で統一されていない国はアメリカとリベリアとミャンマーだけと言う情報もあるが、定かではない。

 

「メートル法」、1840年からフランスが採用した。「メートル法」以外の単位の使用を禁止する法律を制定し強制的に変更した。フランスは「単位統一」の重要性を理解していたようだ。世界は徐々に「メートル法」を採用、日本は1951年に「メートル法」を施行した。1メートル=北極点から赤道までの子午線弧長の1,000万分の一」と定義された。それは兎も角、アメリカだけは無関心であったようだ。既存する慣れた単位を切り替えるのが面倒だったのだろう。

 

昔、アメリカ人は算数に弱いと良く聞かされた。「足し算」や「引き算」に弱い者が多く、単位を変えたら社会が混乱するとでも思ったのだろうか…。単位を変えるのは、大袈裟に言えば「言語」や「文化」を変えるに等しい。アメリカは、今でもヤード・ポンド法の国である。

 

マイル、ヤード、フィート、ポンド、オンス、バーレル、ガロン、華氏、エーカー…、ビジネスで慣れてしまえば何て事はないが、いちいち換算するのが厄介である。何故、頑なに守っているのだろうか?

 

「単位」は「文化・慣習」に深く結びついており、簡単に変更できないのは判るが、アメリカは単位を変更するチャンスを失ってしまった。将来的にはかなりのマイナスになるだろう。メートル換算と言う余計な手間暇がかかる。世界共通単位ではないからだ。

 

ガソリン価格、高騰する可能性が高い。視点を変えれば、「省エネ型小型車」への「買い替え」を促進する絶好の機会でもある。ガソリン税率を上げ税収増を国家財政の立て直しに当てる一方、「省エネ小型車への切り替え助成金」を付与すれば、販売台数も増える。CO2発生量も減少する。一挙両得だろう。

 

そう簡単でないことは判るが…。大統領選挙の年、ガソリン価格高騰にどのように対処するのか見ものである。

 

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コメント(1)

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2012/02/12 06:36

Commented by Tom さん

>何故、頑なに守っているのだろうか?

彼らにはインチすらぴんときません。
八インチってどれくらいと女の子は訊きます。
これは男が悪いのです。
どの男もオレのは八インチだというのですがそれぞれ大きさが違うからです。
インチさえ判りませんからメートル法を教えるのは政府は諦めたようです。

あ、もう一つ景気が停滞している限りガソリンの値段は大幅に上がりません。
五ドルなんて毎年言ってますが言う方もバカ信じる方もバカです。
なぜなら四ドルくらいになるとカナダの膨大な土から搾り取れるオイルが大量に出回る様に代替エネルギーは世界中にあるとのことらしいです。

 
 
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