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日本農業と高齢者問題・・・無責任な政治家・・・

2011/11/09 00:53

 

 

現在の日本の農業就労者、正確な数字は判らないが、半数近くが70歳以上だろう3年前、農業就労者298万人の平均年齢は65歳、約140万人が70歳以上であった。TPP交渉参加問題(反対)で色々な事を言っている政治家がいるが、この実態を判っているのだろうか? 農業云々以前に農業就労者の高齢者問題がある。

 

農協の甘言に乗り、年に数回使うだけの高価な農機具を購入し、車を数台保有し、ローンを抱えている者も多いだろう。農協がTPPに反対する背景に、農民を対象にした美味しいビジネスがある。政府の補助金を享受しているのも農協だろう。‘農業’より‘農協’の生存がかかっている。

 

男性の平均寿命は約80歳、農業就業者男性の寿命は判らないが、平均値から推測すれば、10年以内には大半が他界する。女性も15年以内に大半が他界する。他界する前に、体力的限界に達する人も出て来るだろう。後継者もいない。現状、後継は経済的に無理であるのは明白である。

 

‘後継’は趣味の世界、少数が後継してマスコミに登場するかもしれないが、それは‘珍事’に過ぎない。‘珍事’だから話題になる。日本の農業の半分=高齢者農業はどうなるのだろうか?

 

政治家は‘日本の農業問題’を抽象的に取り上げているが、「農村の高齢者」の方が直近の具体的且つ大きな問題だろう。「農村の高齢者保護」には巨額なコストがかかる。過疎地に分散しているからだ。

 

「戦後農政の過ちの蓄積」は別にして、これからの日本農業は農業問題以前に高齢者問題に直面する。TPPどころではない。

 

TPP交渉参加反対者、色々難しい事を言うのは良いが、この現実を判っているのだろうか? 日本の農業をどうするつもりなのだろうか? 10年後、保護しようにも農民がいなくなる。

 

ギリシャの財政破綻、その一因に保護を乱発した農政の失敗もある。

 

TPPを契機に日本農業を大改革する絶好のチャンスと思うのだが…。

 

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コメント(5)

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2011/11/20 15:51

Commented by 老玩童 OJIN さん

┌──────────「緑の保守派の尊野ジョーイさん」

>はぐれ雲様ーー細かいことですがーー

TPPにからめた日本の農業の問題提起、とても首肯しました。

ただ一点、論旨とは全く関係ないところで気になるところがありました。それは、農家の人を「農民」と呼んでいることです。

 この「農民」という言葉は共産主義者の造語ではないですか。目指すところは「農民」の「解放」による共産主義革命の達成です。この用語は一般人が使うには不自然な言葉ではないかと思われます。

昔の時代劇を見れば分かるように、農業を営む人のことは「百姓」と呼んでいました。これが正しい言葉ではないかと思います。

「農民」という言葉は、「天皇制」がコミンテルンの造語であるように、共産主義革命の専門用語だと解釈しております。

あの亡くなった日本政治思想史の泰斗であった坂本多加雄先生は、つくる会のシンポジウムで、あえて「百姓」という言葉を使っていました。

これは「農民」という言葉が共産主義革命の文脈で使われていることを意識していたものと思われます。というわけで、私は「農民」という言葉を忌避して意識的に「百姓」という言葉を使っております。

 
 

2011/11/20 19:16

Commented by はぐれ雲 さん

OJINさん

余り気にせず‘農民’と言う言葉を使いました。正確には‘専業農業就業者’‘兼業農業就業者’とでも言うのでしょうか…。

「百姓」言葉が表す通り、「百姓」は元来一般庶民の意味で、‘農業就業者’と言う特定されたものではありません。日本では、特に明治以降は、‘百姓’は‘農業就業者’を卑下する言葉に変わったようで、‘姓’を名乗る事が許された時代背景もありましょう。お袋の実家は山形の百姓、お袋は未だに「実家は‘水飲み百姓’だった」と言いますが、‘水飲み百姓’は、自ら「自らの氏」を卑下する‘逆差別用語’のような感じがします。

農業=アグリカルチャー…カルチャーの源、「カルチャーを担う民」と言う意味で、「農民」と言う言葉に奇異は感じませんが…。百姓と言う言葉には農園主・名主と小作人と言うイメージは付き纏います。今は、日本では小作人は殆どいなくなりました。その意味で、日本に関しては、‘農民’は、‘百姓’より良い表現ではないかと思います。

後進国では「農民」ではなく、未だに‘小作人’が大勢を占めていまう。特に、中国やインドの農業従事者の大半が、零細農家か小作人でしょう。なんと呼んで良いのか…。英語ではpeasantなのでしょう。farmerではありません。

「文化の基」は一般大衆、その意味で、百姓でも農民でも、どちらでも良いと思いますが…。

 
 

2011/11/21 15:48

Commented by 老玩童 OJIN さん

To はぐれ雲さん
┌──────────「(^^) OJIN です(^^)」

いま日本では「農業者」というのが通常の呼称のようです。

「百姓」は仰るように「元来一般庶民の意味」で、中国では今でも元のままの意味で「老百姓」は「一般庶民」という意味で使われています。

まあ「百姓」といい「農民」といい「農業者」と言い換えてみたところで、
本質は同じなわけで変わるわけではありませんから、あまりだわらなくてもいいような気もいたします。

 
 

2011/11/23 10:31

Commented by 老玩童 OJIN さん

┌──────────「房ノ助さん」50代@男性

『日本農業と高齢者問題・無責任な政治家』はぐれ雲さんに対して

日頃よりお世話になっています。まさに日本農業の消滅は、TPPが有ろうが無かろうがこのままでは不可避です。高齢者問題や担い手不足の状況下は、やはり40年前の自動車製造工場の時と同じ人手不足で、ロボット化でしょう。

しかも、今回はGPSを装備した自走式農業ロボットです。自走式農業ロボットなら、起伏のある棚田も問題外です。

 
 

2011/11/26 00:33

Commented by はぐれ雲 さん

自然は宇宙現象、今の人間の能力では測り知れない未知の世界があると思います。例えば、土壌と細菌・バクテリアの因果関係など、未だ手探り状態というのが実態です。物理的に農作業をすることはロボットでも可能でしょう。単純な野菜類などは工場生産できるでしょうが、自然の影響を受けやすい穀物類や根菜・果実類等はそう簡単には行かないと思います。

「自然と人間が友達であり続ける事」「地域社会文化」「地産地消」にKEYがあると思います。

要は農業はカルチャー。農業ロボットを作る人間がカルチャーを知らないと新たな問題が出て来ると思います。抽象的ですが…。

 
 
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