この1年、世界各地で猛暑・豪雨・豪雪などの異常気象に見舞われたが、この異常気象を引き起こした原因の一つはラニーニャ現象だと言われている。世界気象機関(WMO)は、この1年のラニーニャ現象は観測史上最大であったが、今年の5月頃にラニーニャ現象は終息し、平年並みの気候に戻ると予想していた。
ラニーニャ現象、太平洋赤道域東部=南アメリカ西部海域(チリ・ペルー沖)の海水温が低くなり、それが原因で異常気象を引き起こす現象。昨年のアメリカ・オーストラリアや中国・パキスタンなど世界各地の大洪水もラニーニャ現象が原因と言われている。
今回の東日本大震災・大津波、南北アメリカ東岸に到達し被害を出している。この大津波が気象に与える影響を観ている専門家はまだ少ない。ある専門家は、この大津波は太平洋の海水を広範囲にわたって撹拌し、気象に影響する海面海水温度と海中の低温度海水とが混じり、海面海水温度を下げる可能性がある。結果として、ラニーニャ現象は終息せずに、当分続く可能性を示唆している。単純に考えれば、筋が通っている。
過去のデータを分析すれば見通しは付くだろう。正確には判らないが、
1896年三陸沖地震…M8.2~8.5、津波高度38.2m
1933年三陸沖地震…M8.1、津波高度28.7m
(1960年チリ地震…M9.5、津波高度チリ18m、三陸6m)
一般的にラニーニャ現象が起こるときは、アメリカではハリケーンが多発し、東南・南西アジアではサイクロン・モンスーンの雨量が増加し大洪水を起こすと言われている。
大津波とラニーニャの関連は余り聞いたことが無いが、過去のデータを調べれば判る事だろう。
日本は電力不足、ラニーニャ現象が継続すれば、今年の日本の夏は猛暑になる可能性がある。世界各地で昨年同様大洪水になる可能性がある。過去の大津波が起きた時の気象データを分析し、事前に対策を検討すべきだろう。東日本大地震は「地球規模の変動」である。


by はぐれ雲
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