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「スロー・ライフ」の経済効果は?・・・日本人は働きすぎ!

2011/01/03 00:37

 

12日の夕方、まだ年が明けて2日目なのに日本中U-ターン・ラッシュ、高速道路も渋滞、新幹線も飛行機も満席、今年は豪雪の影響で至る所で混乱状態…。殆どの若い夫婦は共稼ぎ、14日が‘仕事始め’なのだろう。この数十年、U-ターン・ラッシュは「年始めの風物詩」になっているが、何とも「せせこましい世の中」である。殆どの家族の行き先は実家だろうし、その実家の主は高齢の親、時間に余り拘束されていない。殆どの親にとって、子供や孫は、「いつ来ても」「いつまで長居しても」大歓迎だろう。

 

日本人は皆、同じパターンで動く習性がある。国民性だろうか? 社会慣習やビジネス慣習、‘お客様重視の’社内規則で仕方がないのだろうが、解決方法は幾らでもある気がする。‘余裕がない’‘働き過ぎ’と言う気がしてならない。

 

最近「スロー・ライフ」が注目されている。日本には昔から「スロー・ライフ」に通じる文化がある。だが、今の日本の生活環境で「スロー・ライフ」を楽しんでいる人は、ごく僅かしかいない。「セレブ」は別にして、「自己満足?」「趣味?」「変人?」「世捨て人?」「芸術家?」…、各自各様それなりの意義付けがあるだろう。それはそれで良い。一般的には、「スロー・ライフ」に踏み切るには大きな決断と度胸が必要である。経済的問題や社会慣習、今風日本人の生活観・人生観が大きな壁となっている。一言で言えば、経済的貧困に起因する精神的貧困…。

 

殆どの高齢者は資産家=相続できる資産の保有者である。自己資産を使い果たせずに往生するのが普通、あの世には資産を持っていけない。生存中に如何に資産を有効活用するかが大きな課題となる。一番手っ取り早いのが、同居・別居は別にして、子供や孫とスロー・ライフを共にし、自然に資産を譲渡する(消費に回す)ことだろう。日本全体でみれば高齢者は巨額な資産を保有している。数百兆円? その一部が消費に回れば、経済効果は大きい。

 

日本の相続税は高く、相続手続きは複雑且つ面倒である。それが個人資産の流動化の障壁になっている。アメリカ中国インド、相続税は無いに等しい。それが個人資産の流動化を助成している。スロー・ライフを支える財資にもなっているだろう。相続税に関しては種々難しい問題があるだろうが…。

 

「働き過ぎの日本人」、しかし「豊か」になっている気がしない。むしろ「働けど、働けど…」の状態に見える。何が「日本の欠陥」「日本人の欠点」なのか?

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