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ハイチPKO派遣・・・現地人に仕事の提供を・・・

2010/02/06 19:43

 

陸上自衛隊の施設部隊350人がPKOとしてハイチに派遣される。当面は今年11月末までの10ヶ月間、ブルドーザーや重機約150台持ち込み、インフラ修理や「仮設住宅建設」にあたるとの事。日本人350人、10ヶ月弱で何処まで出来るだろうか…。

 

ハイチ…。四国と九州の中間程度の面積、人口1,000万人弱、90%強がアフリカ系、産業は主に農業、と言うより農業以外の産業は皆無に等しい。‘人口過剰’=‘慢性的失業状態’、何十年も政治抗争を繰り返し、今でも‘無政府状態’に近い。‘奴隷’=人身(子供)売買の習慣がまだ生きている国、南北アメリカ最貧国である。(因みに四国の人口は約400万人)今回の地震に際しても、ハイチ政府は何の役割も果たせなかった。略奪行為を押さえる術はなく、ただただ傍観するしかない状態…。大統領は飛行場でうろたえていたらしいが…。

 

 

世界各国の物的支援・医療支援が続いている。今日開催されているG7では「ハイチが国際機関に負っている債務を免除」する方向で話し合われている。だが、物的・医療支援・金銭的支援は一時的なものだろう。更に、ハイチハリケーンの通り道79月頃に毎年数回、強烈なハリケーンがハイチを襲う。中途半端な仮設住宅では吹き飛ばされてしまう。

 

スマトラ沖地震・津波の時、各国の支援は殆ど「物的支援」に留まった。被災民の嘆きは、「物より船が欲しい」「仕事が欲しい」であった。被災地は大分復旧しているが、未だに傷跡は大きい。幸いだった事は(ハイチとの大きな違いであるが)、被災国であるインドネシアとマレーシア両政府がハイチよりはるかに「国の体」をなしていた事だろう。国土が広く、農業・漁業以外の産業が育っていると言う違いも大きい。

 

世界がハイチ支援に動いている。この際、極力多くのハイチ人を採用し、職業訓練し、モラルを教え、マナーを教え、チームワークを教え、復興の為のハイチ人による組織を創らせ、その組織に人的支援(教育・指導)・金銭的支援をし、働く喜びを経験させ、将来的復興の「人材育成」をしてもらいたいものだ。「自力復興」が最善の策だろう

 

11月以降の復興事業を視野に入れた支援も重要である如何に住民の仕事の量を増やすか、ハイチ人が主体性・自立性をもって復興事業に参画するかがハイチを救うKEYとなる。「国の体」をなしていない最貧困国の支援は前途多難である。510年のスパンで世界は計画的に支援を進めるべきと思うが…。支援物資・金銭的支援やインフラ修理等の物理的の支援だけでは、ハイチの未来は見えない。そうしないと、ハイチは支援に頼る国…「総スラム化」してしまう。

 

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